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柄巻き・その1

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柄巻きには色々な巻き方があります。今回は一般的な模造刀(居合刀)の諸捻りと云う巻き方です。
 

 

 柄巻きの菱を整える菱紙を作成する。紙は和紙を用いるが障子紙でもよい。
 
 菱紙は柄の衝撃を和らげたり、菱の整形のものですので、それに合った紙を用いるのが良い

 上記写真のように、13回ほど重ねで幅が約1cm位の折板状にする。

 上記写真の紙を黒(柄糸が黒っぽい場合)に塗り、乾いてから木槌などで底を叩いて圧縮する。

 最後に、底辺14mm位の三角形の型を順次切り取る。三角形の頂点は少しずらして切るとよい。

 柄木の黒い箇所は鮫皮を黒塗りしたものです

 

 通常は何も貼りらずに巻きますが、柄木の上下(棟方・刃方)の背に両面テープを
 貼ると巻き作業がやり易くなります。
 柄の表側に柄糸を当てたところ。中心は柄糸の半分の箇所にする
 柄の裏で紐を写真のように紐を菱紙を巻き込むようにして半捻りする ※ ワンポイント
 裏側で下糸を右側にするか左側にするかは、可能な限り、菱数が偶数の場合は右側を下糸にして、
 奇数の場合は左側(写真参照)を下糸にすると良い。
 再度、紐を写真の様に半捻りして菱紙を当てる
 写真の上側の糸を菱紙を包み込むように前記要領で巻く
 柄の裏側が巻けた状態   ワンポイント

 上糸と下糸を捻って重なった箇所をボンド等で固定してあるのがありますが、この方法は初めて

 の場合以外は行わない方がよい。

 柄の表側。要領は同じです
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 片側の捻り巻きが出来た状態
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 柄の表側が巻けた状態
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 順次繰り返して巻きますが、重ねが交互の上下になるよう巻く。
 目貫の位置は五菱目に入れますが、握り具合などで3菱目でも良い。

 

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