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柄糸の巻き

本日は柄糸の巻きについてです。
現在、模造刀の居合刀の柄糸の巻き直しをしているところです。
柄巻きで菱紙を込める時、和紙を使って込める場合、
和紙をある程度巻き畳みます。
私の場合、巻き畳む回数は9回程です。
次に、13mmの幅で切り、切った物の片側半分を
切り口の箇所(畳んだ所)の真ん中上側を中に押し込み
三角の片側を作っておきます。

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柄糸を巻き菱紙を込めるとき、折った方を置いて巻き、
あとで片側を、クジリ等で押し込み、柄糸で包み込める
状態にします。

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他店の柄は 鮫皮の幅が狭いので非常に困ります。
特に 正絹で巻く時ですが
柄木は 木工所では鮫皮を貼る溝を22mmで設定して 機械で彫っています。
その柄を各業者は使っています。
その22mm幅は 柄糸を巻く際、菱を小さくしないと
下地が見えてしまいます
最悪は下の写真のように その溝幅より狭い鮫皮となると 
最悪です。

DSC_0029

よって、当店では 鮫皮の幅を25mmにして 柄の溝も削って
幅を広げています。


やはり刀の柄は 菱目の長いのは 美しいものです。
本日は愚痴じみたところがありましたが これまで

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2019年10月14日